Right
日本語の「はい」「いいえ」のつもりで、英語の "Yes", "No" を使って間違えたことは日本人なら誰でもあるはず。日本語では、相手に同意できるかという意味で「はい」「いいえ」を使うが、英語の "Yes" は常に肯定文とともに、"No" は常に否定文とともに使われる。
これは慣れるまで難しいので、「あなたに同意してますよ」と言いたいなら "right" と言うのが良い。これは "You're right" の略なので(だと思う)、「あなたが言ってることは正しいと思います」の意味になり、日本語の「はい」に近い。
(訂正: "do you think..." に "right" と答えるはおかしかいので、例文を訂正。"do you think ...(否定文)...?" の場合は自分はなんて答えてるのだろうか・・・?)
Should
日本の英語教育だと "should" は「・・・するべきだ」と覚えるが、実際には「・・・のはず」という意味で使われることがよくある。"This program should work"「このプログラムで動くはず(動かしたことないから知らんけど)」という感じ。
Let me ...
同様に "let" は "let's play baseball" 「野球やろうぜ」みたいな文脈ででてくるが、"let me open the door" 「ドア開けますね」や "let me tell you how to do ..." 「どうやって・・・するか教えてあげますよ」のよう "let me" で使われることがとても多い。
I would ...
"I'd ask Tom about that" という文章を初めてメールで見た時「この人が Tom に聞いてくれるのかな」と思ったけど、そうではない。これは "If I were you, I'd ask Tom about that"「私があなただったら、Tom に聞くけどね」の略で、つまり「Tom に聞くと良いよ」の意味である。"Can you ask Tom about that?" などより間接的で丁寧な印象がある。一般に would を使って仮定形にすると丁寧な言い方になる。"I would advise you call Tom" だと「(あなたからアドバイスは求められてないけど、もしアドバイスするとしたら)Tom に電話すると良いと思うよ」というような感じだ。
Not really / Not exactly
「日本語では物事を曖昧に表現しがちだが、英語は "Yes"/"No" をはっきり言う」という認識はそこそこ一般的だと思うが、実際にはそこまで違わない、というのが私の理解だ。某社で英語のトレーニングを受けた時に、先生に言われたのは「"No" は表現が強すぎるので、あまり使わないほうが良い。"Not really/exactly" のほうが柔らかい」ということだ。
英語でも「こんなにストレートに言ったら、相手は気を悪くするかな・・・?」という気遣いは必要なのです。
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