2012年11月10日土曜日

はじめての育児休暇を終えて - 買い物リストとか

はじめに

初めての子どもが生まれてから 3 週間が経ちました。これまでの育児の感想は、「予想どおりに大変」です。楽でもないけど予想以上に大変でもないです。
これは、日本では長い方であろう 3 週間の育児休暇を取って、育児に集中できたことが大きいと思います。おかげで、いろいろ気づいたこともあるので、買ったものリストをまとめました。

なお、パパ・ママ向けの「Amazon ファミリー」 というサービスに登録すると、お急ぎ便が使い放題になる Amazon プライムが 3 ヶ月間無料になるのでとても便利です。履歴を見たところ、3 週間で 19 件注文してました。クロネコヤマトの人に「なんだこの家? 毎日注文しやがって」と思われていることでしょう。

基本方針

基本的な方針は次の 2 点です。
  1. 「数千円のものはどんどん買う(結果的に無駄になっても気にしない)」
    育児の機会は一生に 1, 2 回(日本の出生率は 1.4)であることを考えると、一回の育児で例え 10 万円無駄遣いしたとしても、生涯支出から見れば誤差の範囲です。買うか買わないか悩む時間がもったいないです。
  2. 「楽をする、不安を無くすことを優先」
    親に時間的・精神的余裕が無いと良い育児はできないと思います。時間を買える、不安をお金で解決できるなら出費しましょう。

買い物リスト

(以下の項目は、私が特に便利だと思ったものです。購入アイテム全てではありません。)

哺乳瓶・哺乳瓶消毒器

はじめに「ピジョン 母乳実感哺乳びんプラスチック240ml」を 3 本買ったのですが、これだと「飲みやすすぎる」ようで母乳を飲むのがうまくならないようなので、「ピジョン 桶谷式直接授乳訓練用 母乳相談室 乳首SSサイズ」を買って、付け替えました。
さらに、最初は煮沸消毒をしていたのですが、これはちょー面倒(大きな鍋を用意 & 大量のお湯を沸かす & 哺乳瓶を熱湯でゆで続ける)だったので、急いで「コンビ 消毒じょ~ず & 衛生ケース HW」を購入しました。レンジに 5 分入れれば良いだけなのでかなり楽になります。

そもそも「煮沸消毒は必要なのか?」という疑問はあるのですが、それは方針 2 に則って余計な不安を抱えないようにしました。

哺乳瓶はなぜ 3 本なのか?

新生児には 3 時間ごとに授乳する必要があります。例えば 0 時(深夜)に授乳すると次は 3 時、6 時、9 時・・・となります。
新生児の親も人間なので、夜は眠いです。授乳のために起きるのは仕方ないとしても、夜間の作業は最小限にしたいところです。哺乳瓶が 1 本しかないと、3 時間ごとに哺乳瓶の洗浄・消毒作業が必要になります。ミルクをあげるのは(ミルクを飲んでる子どもがかわいいので)眠くても耐えられますが、夜間に台所仕事はしたくありません。
2 本だと 0 時の授乳後(1 時ぐらい)に洗浄・消毒したとして、次は(9 時の授乳に備えて) 8 時ごろに洗浄・消毒が必要になります。3 本だと 0 時の授乳したら、次は 11 時ごろに洗浄・消毒すれば良いことになります。

「8 時まで寝られれば十分じゃないか」という意見もあるかもしれませんが、「0 時の時点で全ての哺乳瓶を使い切ってない」「搾乳のために哺乳瓶を 1 本余分に使う」などのケースがあるので、2 本だと危険です。
なお、消毒後の哺乳瓶はそれなりに清潔な場所に保管しなくてはいけないので、「30 本買っておく」という戦略はよほど広い家に住んでないと難しいでしょう。「コンビ 消毒じょ~ず & 衛生ケース」には、ピジョンの哺乳瓶を 3 本入れて保管できます。4 本は入らないような気がします。




粉ミルク

明治 ほほえみ」「森永 はぐくみ」「ビーンスターク すこやか」と試しましたが、違いはよくわかりません。「すこやか」をのみ始めた頃から便秘が直りましたが、同時期に母乳をよく飲むようになったので、どっちが効いたのかわかりません。(Amazon にも「便秘に効いた」というコメントはありますね)

なお、「ビーンスターク」は、大塚製薬の赤ちゃん向けブランド名です。カロリーメイトとポカリスエットの会社かと思うと微妙な気持ちになりますが。




おむつ

病院で使っていた「パンパースのはじめての肌へのいちばん スーパージャンボ 新生児68枚」、試供品をもらった「グーン はじめての肌着 Sサイズ 104枚」と、その上位機種 (?) の「グーン プレミアム 天使の産着 新生児用 62枚入」を使いました。
パンパース (P&G)、GOO.N (大王製紙) ともに、おむつには「プレミアム版」と「スタンダード版」があるんですね。

新生児用おむつ一枚あたりの値段
@ Amazon.co.jp
プレミアム スタンダード
パンパース (P&G) はじめての肌へのいちばん
19円
さらさら コットンケア テープ
14円
GOO.N (大王製紙) プレミアム 天使の産着
24円
はじめての肌着
14円

競合であろう「パンパースのはじめての・・・」よりも 25% も高く値付けした「プレミアム 天使の産着」のプライシングは(皮肉じゃなく)素晴らしいと思います。「天使の産着」というネーミングも素敵です。産着っていうかおむつですけど。触った感じだと、たしかにパンパースよりも厚みがあって柔らかい感じがします。そして、腰の部分の色が何色用意されていて高級感があります。この値段だと普段使いは難しいですが、勝負おむつとして常備しておいても良いかもしれません。
「はじめての肌着」は、薄くてちょっと残念な感じです。おそらく「パンパースのはじめての・・・」を使い続けることになるでしょう。




おむつ処理ポット

コンビ におい・クルルンポイ 紙おむつ処理ポット」は、赤ちゃん用布団セットを買ったときのおまけでもらったのですが、重宝しています。今住んでいるマンションには、いつでもゴミを出せる集積所がないので、おむつ(燃えるゴミ)を数日家の中においておかないといけません。なので、におわないゴミ箱は必須です。




ベビーバス

新生児の育児作業の中で一番難しいのは、何といっても沐浴でしょう。そもそも、ばたばた暴れる新生児を片手で柔らかく支えながら、もう一方の手で洗っていくという作業そのものが困難な上に、緊張感が違います。オムツ替えに失敗したところでせいぜい部屋が汚れるくらいですが、沐浴に失敗(溺れる、頭を風呂桶に打ち付ける、etc.)すると赤ちゃんが死ぬかもしれません。

というリスクを考慮し、「ふかふか ベビーバス グリーン」を購入しました。これは、風呂桶全体が柔らかい(子供用ビニールプールと同じ)ので頭を打ち付けても大丈夫です。そして、ストッパーに座らせたり、足を置いたりすることで体を安定させることができます。ビニールプールなので壊れ(破け)やすい気がしますが、2000 円なので、壊れたらまた買うということで。




加湿器 & オイルヒーター / 温度・湿度計


これから寒くなりますが、風邪をひかれては困ります。子どもにとって良くないのはもちろんですが、病院に連れて行くのは時間・費用がかかり、親へのダメージもあります。部屋の湿度が高いと風邪ウイルスが床に落下して感染しにくくなるという話があるので、「ダイニチハイブリッド式加湿器 HDシリーズ ブルー HD-5012-A」を購入しました。あと、もともと持っていたデロンギ社のオイルヒーターを使ってます。エアコンは空気を乾燥させるし、石油ファンヒーターは空気を汚すので。

加湿器は、「イオン XXX」とか「プラズマ XXX」とかいう余分な機能がついてないという点と、気化式(水を含ませたフィルタに空気を当てて湿度の高い空気を送り出す)が良かったのでこれにしました。

そして「CASIO (カシオ) 置時計 WAVE CEPTOR 電波時計 温度・湿度表示 DQD-700J-8JF」を購入して、室温 20 ~ 23 度、湿度 60% を保つようにしています。




赤ちゃん用体重計

新生児の育児作業は、授乳・沐浴・オムツ替えなど、頭を使わない単純肉体労働です。では何が難しいかというと、「健康に育ってるのかよくわからない」という不安が常にあることです(特に長子の場合)。この不安を解消するには、できるだけデータを計測して、変化を早くキャッチする(キャッチできるという安心感を得る)しかないと思います。
ということで、赤ちゃん用体重計「ベビースケール TH996」を購入しました。新生児の体重は、20~30 g/日増加していくので、100 g 単位でしか計測できない大人用体重計は使えません。

その他に、体温、ミルクの量・回数、尿・便の回数を記録しています。というか、親が医者じゃない場合、これぐらいしか計測できるものがないです。



カーシェア / チャイルドシート

風邪を引いたり、具合が悪くなったら病院に連れていかなくてはいけません。一ヶ月検診などもあります。新生児を電車・バスに載せるのは危険なので、カーシェア (タイムズプラス) に入会し、車を借りて病院まで行ってます。安全性を考えるとタクシーが良いのですが、車の運転に慣れておきたいという、育児とは無関係な個人的な事情があるので、カーシェアにしました。
チャイルドシートは今のところレンタルしています。そのうち買うかもしれません。

手袋(自分用)

子どもが生まれると、水仕事が多くなります。(母乳のために)3 食きちんと食べるようになるので、食事の準備と食器洗い、哺乳瓶の洗浄、沐浴、ベビーバスの洗浄、オムツ替え後の手洗い、洗濯。すぐに指先がひび割れて、水仕事もキーボードを打つのも辛くなりました。台所仕事用の手袋と、オムツ替え用の使い捨て手袋を使ったところ予想外にいろいろ捗ったので、買っておくと良いと思います。数百円ですし。


空き時間にやること

父親にとっての育児休暇とは、産後の大変な時期に家族のサポートをする時期であると同時に、育児と仕事をどう両立していくかを探る時期でもあると思ってます。
数週間の育児休暇の後も育児は続くわけで、例えば、授乳と授乳の間の 2 時間でどの程度の作業ができるか、を把握することは大切だと思います。
技術書を読むとか、コーディングの課題を解く、など手を付けやすい ToDo を用意して、育児とどの程度両立できるのかを調べましょう。

・・・というのが表向きの理由で、精神安定剤としてエンジニアリング的な何かをやってたかった、というのが本当の理由です。
上にも書きましたが、(この時期の)育児は単純肉体労働なので、何か知的労働をしないとバランスが崩れる気がしました。

ちなみに私は、Coursera の Scala コースCompilers コースのビデオを見たり、課題を解いたりしてました。余談ですが、Coursera の資料はとてもよくできている(+ 英語の勉強にもなる)のでオススメです。


最後に

「(特に父親は)育児休暇が取りにくい」という問題はよく聞きますが、なぜでしょうか?
最初に書いたように、日本の出生率は 1.4 です。ということは、育児休暇の期間が 4 週間だとしても、1 人の社員が生涯 (= 35 年 x 52 週/年 = 1820 週) で取得できる育児休暇は 6 週間弱、生涯労働時間のたかだか 0.33% しか影響しないわけです。
0.33% の労働力の減少が企業経営に影響を与えるとは思えないのですが。

育児休暇は少なくとも 3, 4 カ月前には取得時期が確定するので、「突然いなくなって、業務の継続性に問題が」という問題も起こりえません。

同様に日本企業の問題点である「サービス残業」については、「まともに残業代を払うと、人件費が 1.X 倍になって会社がつぶれる」というホンネは理解できます。(だからといってサービス残業を肯定するわけではありません。)
しかし、0.33% の影響しかない育児休暇が取りづらい(取らせたくない)というのは、本当に何でなんですかね?
今の 20~30 代の男性は、「育児なんて男のすることじゃないぜ」という世代ではないはずですしね。

2 件のコメント:

  1. うちは哺乳瓶の消毒にこれを使っていました。
    http://milton.jp/pc/index.html

    あと、ベビーバスはレンタルしました。すぐに一緒にお風呂に入れるようになるので。
    その代わりに、首が座ってからも使える用に空気でふくらむ椅子を購入しました。
    これからも奥さんは大変だと思うので手伝ってあげてくださいね。

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    1. そうそう、ベビーバスの利用期間はもっと長いのかと思ってましたが、へその緒が取れて乾燥したら、親と一緒のお風呂に入れるんですよね。
      「空気でふくらむ椅子」良さそうですね。探してみます。

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