2012年1月8日日曜日

シーシェパードという愉快犯型テロリストの傾向と対策 - 第1版

9.11が起こったあと、「テロとの戦争」という言葉を聞くようになった。従来の国と国との戦争は、代表者(政府)と交渉したり、代表者を殲滅すれば解決したけど、テロリストはどういう団体かわからないし、わからないから殲滅することもできない。だからそもそもテロリストが生まれないようにしよう、という話があった。

従来のテロリストの傾向と対策

いわゆる「テロリスト」、日本人にとっての典型的な「テロリスト」は「某宗教から派生した過激派たちの集まり」だと思うが、はなぜ生まれるのか。

職・収入がない人たちがいて、その国には社会保障もない。このままだと死んでしまう、というときに「食べ物あげるよ」といって、ある団体が助けてくれる。普段は中央政府から不合理な差別を受けているが、その団体の中ではそんなことはない(あったとしても普段よりましだ)。

・・・というのが想像できるストーリーだ。

なので、テロリストが生まれないようにするには、公正な中央政府を作り、すべての国民に最低限の生活を保証することが重要だ。貧しい人々・国をほっとくと、単に貧困で死んでいくのではなく、テロリストになって豊かな人たちの害にもなるから、みんなで豊かになりましょう、ということだ。

これは従来型の戦争の根本的対策(共産化の防止とか)とほとんど同じだけど、国という大きな単位で豊かなだけでは十分じゃなくて、地方団体や個人のレベルでも豊かにならないと戦争は防げないという点で、さらに対策が難しくなったと思う。


愉快犯型テロリストの傾向と対策は?

今や珍しくもないが、またシーシェパードが拘束された。彼らは、不法行為を意図的に繰り返しているので、テロリストであることは間違いない。しかし、従来型テロリストとは違うようだ。

シーシェパードの活動拠点のアメリカ(とオーストラリア?)は典型的な先進国で、公正な政府があり、職も社会保障も充実している。シーシェパードで「働いて」いる人たちは、おそらく普通の社会でも職を見つけて生活できるだろう。この人たちは、死なないためにテロ活動をしているのではなく、生きがいのためにテロ活動をしているのではないか。「クジラと地球を守ってるオレかっこいい」ということだ。

都合が悪いことに(彼らにとっては都合が良いことに)、この「生きがい」は有名人や大企業の支援によって、正当なものになりつつある(と、彼らが錯覚できるような環境が整いつつある)。

従来型テロリストと同様に考えると、政府が「生きがい」を提供する、という対策に行き着くが、これは難しい。
生きがいとはある程度主観的なもので、政府が画一的に提供できるものではない。それに、よくある市民団体や左翼運動と同じで、「政府・マジョリティに反発するのがかっこいい」からだ。

シーシェパードは元は、「クジラかわいい♡」人たちの市民団体だったと思う。それが今や馬鹿なハリウッドスターが支援し、「環境にやさしい」(笑)大企業が資金援助するテロリストになってしまった。多くの人が支援していて自国に害がないので、無責任なオーストラリア政府は黙認状態だし、公式に支持している政治家すらいる。

誰がいつ何をしていれば、このテロリストはここまでひどくならなかったのか、まだわからない。でも、こういう愉快犯型テロリストは今後もでてきそうだ。


追記
もっとうまくまとめられそうだけど、時間が無いので第1版としておく。

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