感想をTwitterに投げたので、こちらに転載します。
そういえばこないだCTOが、「現場の作業員がラインを止められるTOYOTA Production Systemを見習おう」的なことを言っていた。TOYOTAってやっぱりすごいな。関係ないけど。
もちろん改善すべき点はたくさんあるんだけど、そういう改善案が現場から出てきて、それが非技術者の関与なしに実現することも、この規模の会社としてはすごいと思う。・・・いや他の会社をしらないんですけどね。
技術的にはcode review/release requestがworkしているのが意外(良い意味で)。「workしている」というのは、変に手続き重視主義じゃなく、daily/weeklyでbug fix/releaseしつつ、超巨大なシステムを安定運用させてるという意味で。
それは決して「差別カッコ悪い」みたいな安いヒューマニズムでは(たぶん)なくて、(例えば) 聞いたこともない宗教を信仰してる50才の黒人女性のレズビアンにも優秀な人はいるわけだから、
これだけ大きいと、様々な性別/年齢/文化/人種/宗教/sexual orientationの人がいるので、全く異なる文化・背景を持つ人が一緒に働くための研修が必須だったりする。
ボランティア活動を必須にしているのは、仕事と関係ない人と触れあうことで悪いエリート意識を持たないように注意してるのかな、とか、しかしボランティア活動を有給扱いにできるのはさすが大企業だな、とか思ったり。
ベンチャーは体制が整ってないから、いろいろ課題があるのはしってたけど、大企業には大企業なりの問題があって、そのための仕組みづくりを考えているんだよね。月に1, 2回はworldwide/regionalなミーティングがあって、自分の仕事と会社全体との関連を教えてくれたり。
転職して2ヶ月が経ちました。従業員3万人の上場企業は初体験でしたが、大変充実した毎日を過ごしてます。大企業→ベンチャーという転職組から話を聞いていたので、もっと堅苦しくて変なルールがたくさんあるかと想像してたけど。日本企業/外資系という違いが大きいのかもしれない。
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